「いつからここは雀荘になったんだ?」
「ロン!メンタンピン3900!」
「あ〜やっぱりそっちだったあああああ!!!」
「ゆまりゃん、まだまだ甘いのう。ふはははは」
「くそ〜。これで勝ったと思うなよ〜!」
由真がお決まりの捨て台詞を言っている。

ありのまま今起こったことを話そう。
俺は書庫に入ったと思ったら雀荘に来ていた。
何を言ってるのか分からねーと思うが、俺も何をされたのか分からなかった。
頭がどうにかなりそうだった。るーがどうとか時をかける少女だとかそんなもんじゃ断じてねぇ。
もっとおそろしいまーの片鱗を味わったぜ。

「じゃな〜い!まーりゃん先輩、何で書庫で麻雀やってるんですか!由真はともかく、愛佳やささら先輩まで」
そう、今俺の目の前ではその4人が雀卓を囲んでいた。

「何かムカツクわね〜。あたしは愛佳に頼まれてやってんのに」
「そ、そうなの。私が由真に頼んで」
「ええ!?」
予想外の返答だ。愛佳が由真に頼んだ?

「・・・・・・どういう状況なの?」
「ここは雀荘、もとい麻雀部になったのだよ、たかりゃん。ほれ、契約書もこの通り」
まーりゃん先輩はそう言って胸に手を突っ込んだ。

「どこに入れてるんですか!」
俺は慌てて目を逸らす。

「ウブだな、たかりゃんは。え〜っと、これこれ」
まーりゃん先輩から紙を受け取る。確かに契約書と一番上にハッキリと書いてある。
しかも詐欺まがいのものじゃなく、書庫を麻雀部の部室にしても良いといった旨が書いてあった。
そして一番下には可愛らしい文字で小牧愛佳とサインがしてある。その横には恐らく愛佳の拇印。
そんな権利が愛佳にあるのかどうか甚だ疑問だが。それにしても・・・

「愛佳・・・」
「ち、違うの!確かに私の筆跡と指紋だけど、記憶に無いの」
「何を言うまなりゃん。ちゃんと対価のミルクキャラメルもさっき食べたじゃないか」
「あ、あれは違うんですぅ〜」
そう、対価としてお菓子を支払うと書いてあった。
てっきりホントに売ったのかと思ったが、どうやらそうでは無いらしい。

「お菓子は前会長さんが食べない?ってさっき渡して来て、そんなものだと思わなかったの」
「それで食べちゃったと」
「うん・・・」
「で、麻雀をしてる理由は?」
「まなりゃん達が勝ったら部室を諦める。俺達が勝ったらまなりゃん達が麻雀部に入るということになったのだ!」
そういうことか・・・

「で、ささら先輩はどうしてまーりゃん先輩に付いてるんですか?」
「それは・・・」
「ふっふっふ、さーりゃんは俺様の奴隷だ!」
ま、聞くまでも無かったな。ささら先輩はまーりゃん先輩の頼みを断れないし。

「あと、何で二人とも体操服なの?」
愛佳と由真は何故か体操服だった。

「これは脱衣麻雀も兼ねてるのだ!」
「学校で何てことしてんだ、あんた!?」
「たかりゃんは相変わらず固いな〜。股の間のを固くする方がいいぞ」
「うるせええええええええええええええええええええええ」
発言が丸っきりおっさんだ。

「それはそうと忘れてた。ゆまりゃん、さっきの分脱ぐんだ」
「ええ!?で、でも貴明がいるし・・・」
「ストップ!ストップ!スト〜ップ!こんな部活認められません」
既に由真は靴下も穿いて無いというのに、何を脱がすつもりだったんだ。

「正式に部活として既に認めてあるぞ。リーチ」
「何でだ〜!?生徒会の印鑑を勝手に押したんですか!?」
「いんや。俺もさーりゃんも引退した身だ。現役生徒会メンバーから頂戴したぞ」
タマ姉は100%ありえない。このみ・・・も勝手に認可するとは考え辛い。となると消去法で残りは一人。

「雄二〜〜〜」
「諦めるんだな、たかりゃん。っと、三暗刻、リーチ、ツモ、お、裏ドラが乗ったな。三倍満、これで目出たく二人も麻雀部だ」
「あう〜」
「そんなバカな・・・」
どうやら愛佳も由真も飛んでしまったらしい。
まーりゃん先輩が高らかに勝利宣言をしている。

「そもそも部員はどうなってるんですか!?二人を足しても四人しかいないじゃないですか。同好会でも5人必要なんですよ?」
「既に申請してるんだからクリアしてるに決まってるじゃないか。今やってるのは部員を増やして部に昇格し、部費を頂こうと」
つまり今の段階では正確には麻雀部では無い。あくまで麻雀同好会というわけか。

「・・・他のメンバーは誰なんです?」
「ゆうりゃんとさんりゃん、るりりゃんだ」
多分瑠璃ちゃんは珊瑚ちゃんが入るって言ったから入ったんだろうな。雄二はもう後で絶対締めてやる。

「そしてこれで我が麻雀部のメンバーは7人となった。部昇格の目安となる10人まであと3人!」
部昇格なんて絶対出来ないと思うんだが・・・

「どうだ、たかりゃん。麻雀部に入らないか?」
「入りません!大体勝負に負けたら部員になれ、だなんてまともな部員じゃないじゃないですか」
「ま〜別に無理にとは言わないけどな」
「愛佳・・・と由真も辞めさせて下さいよ」
「何で詰まった、河野貴明!」
由真が後ろで何か言ってるが、聞こえないフリしよう。

「ふん、俺を調教したければ、麻雀で倒すことだな!」
「何で調教!?」
「いや、言うこと聞かせるって意味で言ったんだぞ。決して卑猥な調教じゃない」
「どう考えてもそっちの意味じゃねぇか!」
「とりあえず、ここは今日から麻雀部の部室だ。部外者は出て行って貰おうか」
「あ、ちょっと・・・」
まーりゃん先輩に書庫から追い出されてしまう。
別に同好会を作ることに反対するつもりは無い。だが、書庫を乗っ取るなんて絶対にダメだ。
どうしたもんか・・・。とりあえず雄二を殴りに行こう。




「ってことでさ」
「全く、このバカのせいで小牧さんや長瀬さんにまで迷惑が掛かったってわけね」
「ほぎゃああああああ。すいません、すいません、すいません、二度と勝手にしません!!」
ぎりぎりとタマ姉のアイアンクローが雄二の頭部に炸裂している。

「一度許可が下りちゃった以上、撤回するのは難しいわね」
「やっぱ麻雀でまーりゃん先輩に勝つしか無いかな」
「そうね・・・」
「あぎゃぎゃぎゃホントに割れる、割れちゃう!お姉様〜〜〜!!!」
とは言っても俺はゲームの麻雀くらいしかやったことが無い。
実際に卓なんて囲んだことは無いのだ。

「私がまーりゃん先輩に勝つしか無いわね。このみ、一緒に戦ってくれる?」
「ええ!?私麻雀のルールなんて分からないよ?」
「そうだよ。それなら俺が・・・」
「いいのよ。私が勝つから。タカ坊はまーりゃん先輩がイカサマしてないか見張ってて」
笑顔でそう言いつつも、タマ姉のアイアンクローは未だに雄二を離してなかった。
さすがに雄二が哀れになって来た。もう意識が飛んでいるのだろうか?悲鳴すら出さない。

「あの・・・タマ姉。さすがにそろそろ離してやってもいいんじゃないかな?」
「タカ坊は優しいわね〜」
ようやくタマ姉のアイアンクローから解放された雄二が力無く床に倒れ込んだが、なんか泡吹いてないか?

「このみ、最低限のルールだけ教えるから頑張って覚えてね」
「う、うん」
雄二は泡吹いてるし、二人は麻雀のお勉強中。生徒会の仕事は一人でするしか無いな。




「嶺上開花、一盃口、ドラ3、満貫8000点ね」
「やるな、タマりゃん」
さすがタマ姉、麻雀やらせても凄い。このみもどうやら昨日一日である程度のルールは覚えたらしい。

翌日、俺達は書庫に来ていた。
今書庫の中にいるのは俺の他に卓を囲っているまーりゃん先輩、ささら先輩、タマ姉、このみの4人。
それとギャラリーは昨日負けた愛佳と由真。未だに頭が痛いと言う雄二。それに郁乃ちゃんだ。

「全く、どうしてこんなことになってるのよ」
「郁乃ちゃん、昨日はいなかったよね?どうしたの?」
「病院。お姉ちゃんが何かと過保護で心配性だから黙って行ったのよ」
なるほど・・・。俺は昨日の出来事を簡単に説明した。

「お姉ちゃんってば、何考えてるのかしら?あんなヘボ打ちで勝てるわけないじゃん」
その言い回しだと愛佳が打つところも見たことがあるらしい。

「郁乃ちゃん、麻雀出来るの?」
「まぁね。少なくともお姉ちゃんよりは強いわよ」
ふふん、と郁乃ちゃんが胸を張る。人には意外な特技ってのがあるもんだ。




「ロン!リーチ、一発、一気通貫、混一色、白。倍満!24000点あちしの勝ちだな」
「なっ・・・。さすがですね」
「ベタ降りをしなかったってことはタマちゃんも大きな手だったみたいだな」
タマ姉が切ったのは危険牌では無かった。筋を捨てたのに、見事に当たってしまった。

「だが!いかに大きな手だろうが、上がれなければノーテンと変わらんわ!」
まーりゃん先輩が親だったので24000点も取られた。
しかも今は南3局。対面のタマ姉にはもう親は回って来ない。

「強い・・・」
あのタマ姉がここまで押されるなんて。

「このみちゃん、交代して」
「え?郁乃ちゃん?」
「別に良いですよね、まーりゃん先輩?」
「いくのんか。別にいいぞ。ただし負けたらこのみんと一緒に麻雀部だからな。これで目標の10人だ!」
もうまーりゃん先輩は勝った気でいる。だがそれもそうだろう。
必死で喰らい付いていたタマ姉も、今ので一気に離されてしまった。

「郁乃ちゃん、大丈夫なの?」
「貴明も心配性ね。私に任せなさい。向坂先輩」
郁乃ちゃんはタマ姉にそっと耳打ちする。
何を言ってるのか聞こえないが、作戦か何かなんだろうか?

「もちろん点数は継続だぞ」
「タマ姉はあと800点しか無いんですよ?リーチすら出来ないじゃないですか?」
「いえ、まだ勝負は終わってないんだから当然よ」
「タマ姉・・・」
そうは言っても、このみの得点を引き継いだ郁乃ちゃんの点もあと3000点しか無い。
しかもささら先輩もあと4200点。ちょっと大きな役が当たれば、誰かが飛んでその時点で終了だ。
対するまーりゃん先輩は67000点。役満でも当てなきゃ逆転出来ない。
ルールはチーム二人の点差の合計。つまり現在71200点と3800点という絶望的な差が開いている。




「リーチ」
「ほう、いくのんなかなか早いな」
「どうも。裏ドラ確認していいですか?」
「好きにしたまへ」
郁乃ちゃんは裏ドラを確認するが、俺の位置からは見えない。
まーりゃん先輩は既に三色同順で張っている。ロンはもちろん、ツモでもゲームオーバーだ。

「ツモ」
「え?」
「リーチ一発。ドラ無し」
「むぅ〜」
郁乃ちゃんが上がった。しかしツモな上にこの点差では絶望的な二飜。
タマ姉の点はもう100点しか残っていない。

「ふふふ、そんな手じゃあちしには追いつけんぞ?しかもいくのんでオーラスだ」
「そうですね。・・・貴明」
「え?何?」
「あたしのこと信用出来る?」
「そりゃ出来るけど」
郁乃ちゃんとはそんなに長い付き合いじゃないが、悪い子じゃないのは分かってる。
それどころかお姉ちゃん思いの良い子だ。それは今愛佳の為に勝負していることからも分かる。

「じゃあ追加ルール。あたしたちが負けたら貴明も麻雀部に入る」
「ええ!?」
「ただしあたしたちが勝ったら麻雀部は解散。どうですか?」
「大層な自信だな、いくのん。でもたかりゃん一人に対して解散は多過ぎだな。そうだな・・・」
まーりゃん先輩は顎に手を当てて何やら考え込む。

「・・・俺達が勝ったら、昼休みに水着で校内を歩き回るってのはどうだ?」
「はいいいいいいいいいいい!!!???」
何てこと提案するんだ、この人は?

「そ、それって私もですか!?」
「もちろんだ、タマちゃんもこのみんもだ。世の中一蓮托生」
「ええ!?このみも!?」
なんかとんでもない話になって来たぞ。

「それに加えて姉と長瀬先輩も付けますよ」
「ちょ、ちょっと!?」
「郁乃!?」
「お姉ちゃんたちの為でもあるんだから、これくらい飲みなさいよ」
「あう・・・」
「くぅ〜」
見事に郁乃ちゃんに言い包められる愛佳と由真。

「二人増やしたんですから、そっちが負けたら二人も水着ですからね」
「ええ!?わ、私も?」
「上等だ!じゃあ場所も商店街にしよう」
『ええええええええええええええええええええええ!!!???』
何かどんどんレートが上がって行ってるんだが・・・

「・・・さすがにそれは止めた方がいいと思いますよ」
「そうか。まぁ商店街はまたの機会にするか。良いだろう、その勝負乗った!」
さすがの郁乃ちゃんも商店街の提案は拒否した。当然だ。
それよりささら先輩が承認して無かった気がするんだが。

「私は校舎内も良いなんて言ってないんだけど・・・」
「勝てばいいんですよ、向坂先輩」
「い、郁乃ちゃん、負けないでね」
「任せなさい」
このみが少し涙目だ。そりゃ昼休みに水着で校内を徘徊するかどうかの瀬戸際だからな。




「ポン!」
タマ姉が郁乃ちゃんの捨てた白をポン。特急券だ。

「ポン」
まーりゃん先輩が少し考えた後に切った中もポン。
ここで考えられるのは大三元。まぁそんなに簡単に出来れば苦労はしないんだが。

「ポン」
再び郁乃ちゃんの捨てた發をタマ姉がポン。
出来ちゃったよ・・・
鮮やかに並べられた白、發、中。大三元、役満確定だ。

「ここで下がるのは弱者のすることだ」
まーりゃん先輩は強気で牌を捨てて行く。
どうやら降りる気は無いらしい。




だが、その後は誰も鳴くことなく、黙々と進んで行く。
もう残り10牌。このままだと流局か・・・

「ふん・・・当たらなければどうということは無いな。むっ」
まーりゃん先輩が引いたのは東。場には全く東が出ていない。普通に考えれば危険牌だ。
そしてそれは事実。東はタマ姉の当たり牌だ。

「レート・・・更に上げましょうか?」
「何を上げる気だ、いくのん?」
「マイナス分はお金で補填するってのはどうです?」
「お金なんてダメよ!」
タマ姉の言う通りだ。賭け麻雀はマズイ。
まぁ今もある種賭けてるんだけど。

「お金を相手に払うんじゃなくて、書庫の予算に加えるんです。これなら大丈夫でしょう」
「まぁそれなら・・・」
「部室が更に潤うというわけだな!良いだろう、それで受けよう」
タマ姉もまーりゃん先輩も承諾した。
ささら先輩はおろおろしているだけだが。

「ふっふっふ、だが甘いな、いくのん!タマちゃんが最後にポンをした發。それを捨てたいくのんには責任払いが発生する!」
そうだ、さっき發は郁乃ちゃんからポンしたんだった。

「これで当たろうが俺の勝ちだ!」
つまり大三元を確定させた郁乃ちゃんは、タマ姉が上がった場合に得点の半分を支払わなければならない。
支払ったら当然郁乃ちゃんが最下位。

「上がれるものなら上がってみろ!」
切った!タマ姉の当たり牌。これで上がっても負け!
だが郁乃ちゃんは自信に満ちた目でタマ姉を見ている。

「・・・ロン。大三元、字一色。ダブル役満」
上がっちゃったよ・・・。終わった・・・ってダブル役満!?

「ふはははは、愚かなり、いくのん。ダブル役満だろうが俺の勝ちだ。第三部完!」
「ダブロン。国士無双」
「は?・・・ほえ?・・・ええあああああああああああああ!!!!!?????」
ダブロン・・・。郁乃ちゃんも上がった。責任払いは当然無い。

「96000点と32000点で128000点ですね。まーりゃん先輩−61000点です」
「そ、そんな・・・」
「マイナス分は書庫の改装費用にするんでしたよね?」
「破滅・・・破産・・・破滅・・・破産・・・破滅・・・破産・・・破滅・・・破産・・・破滅・・・破産・・・」
何かまーりゃん先輩の表情が虚ろだ。61000円か。まぁ破産ってことは無いだろ。自業自得だ。

「先輩、まだ終わりじゃないですよ」
「・・・へ?」
「倍プッシュです」
「聞こえませんでしたか?レートを倍にしましょう」
脱力し切ったまーりゃん先輩に郁乃ちゃんが追い打ちをかける。

「い、郁乃ちゃん、さすがにもう」
「何言ってんのよ。毟れるだけ毟らなきゃ」
勝負師の目だ。

「うう。うわ〜ん!」
「あ、逃げた」
まーりゃん先輩はマジ泣きしながら書庫を出て行った。

「まーりゃん先輩!」
その後をささら先輩が追って行く。

「ちっ。もう少し小遣いしようと思ったのに」
そう言う郁乃ちゃんは本気で悔しがってる。
一体誰に麻雀教えて貰ったんだ?




「それにしても郁乃ちゃん、凄い強運だったね」
「あんなの簡単に来る訳ないでしょ」
「え?じゃあ・・・」
「イカサマよ。積み込み」
簡単に言うが、積み込みなんてそんな簡単に出来るもんじゃない。

「世の中勝てば官軍なのよ」
勝てば官軍ね・・・

「ところで郁乃ちゃんを信用してるかってことだけど、ごめん間違ってた」
「何よ、信用してなかったの?」
「俺は郁乃ちゃんのこと信用じゃなくて、信頼してるよ」
「なっ・・・」
みるみるうちに郁乃ちゃんの顔が赤くなって行く。

「あれ?照れてる?顔赤いよ」
「照れてなんか無いわよ!夕日のせいでそう見えるだけでしょ!」
素直じゃないな〜と思いつつも口には出さない。どうせ言っても怒るだけだ。
まぁ何はともあれ書庫の平穏は守られた。
ちなみに後日、まーりゃん先輩とささら先輩が水着で校内を走り回って教師に怒られたのはまた別の話。





終わり

ToHeart2SS第2作です。短編だと1作目。ホントは書きかけが他に3つほどあるんですが、先に完成しちゃいました。
考えてから完成まで丸1日掛かって無いという近年稀に見る作品です。
その割には結構スラスラ書けて、個人的には面白かったんでお気に入りだったりします。
麻雀知らない人は分かり難いかと思います。すみません。タイトルは某漫画から。
あと一応声優ネタ。知ってる人も多いと思いますが、郁乃の声優さんはプロ雀士です。
いくのんの出番が後半からですが、一応いくのんSSです。

Another Daysは郁乃がちゃんと攻略出来なかったので、Another Days発表前から考えてた郁乃SSいずれ書きたいな〜
まぁ結構長くなる予定なので、書くとしてもBaseball Days完成後になるかと思いますが。
つまり何年後になるか分からないというレベル(ぇ
それでは次回のSSを期待せずにお待ち下さい。



                                         
郁乃〜書庫に降り立った天才〜
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