D.C.外伝『ハルと呼ばれる少年』第5.5章
「姐さん」B
「帰るか、音夢」
「うん、兄さん」

兄貴と音夢姉ちゃんはいつものように一緒に下校した。
この2人がいつも一緒に下校しているのはそれぐらいに平和なことなのだろう。
とはいうものの、音夢姉ちゃんにいつ雷が落ちるのかは時間の問題だが・・・。

「今日の晩は久しぶりに外食にするか?」
「いいよ。でも高級レストランとかは今の金銭状況ではムリだよ」
「わかってる。ステーキが駄目なら、焼肉はどうだ?」
「2人で・・・焼肉ですか?
さすがに物足りなくない?」
「だよな、あともう2・3人誘わないとやっぱ盛り上がらないよな」
と、音夢姉ちゃんの脚が止まる。

「どうした、音夢」
兄貴と音夢姉ちゃんのいつも通りの会話が珍しく止まる。音夢姉ちゃんはある女の子を見ている。

「うぐっ・・・う・・・うぅ・・・」
「あれ、美春?」
音夢姉ちゃんは、辺りを見回しながら何かを探している美春を発見した。美春の瞳からは涙を流していた。

「音夢せんぱ〜い・・・」
美春の声に涙声が増していた。

「どうした、美春。何か元気なさそうだが・・・」
「ハルちゃんを・・・ハルちゃんを見ませんでしたか?」
美春はいつも俺と一緒に(時に成田と)下校している。しかし今日は俺がいないため珍しく悲しんでいた。

「春巳か・・・。最近あいつとも何も話してないな。いつも下校時間違うから」
「ハルちゃん・・・。確かさくらちゃんと一緒にどこかに行っていたところはみたけど・・・」
美春は音夢姉ちゃんに詰め寄る。いつにも増して鼻息が荒い。

「ハルちゃんはどこに行きましたか!」
「そこまでは知らないよ」
わずかな希望を失った美春は再び泣き出した。

「おいおい、美春。こんなところでウロチョロしながら泣いていたら生徒の見物だぞ。
俺達と帰らないか?」
美春は泣いたかと思えば、すぐに泣き止んだ。

「い、いいんですか?」
「うん、浮気者はほっときましょ」
「ありがと〜〜ございます〜〜!! 音夢せんぱ〜〜い!!」
美春は音夢姉ちゃんの腕にしがみつく。

「俺はどうでもいいのかよ・・・」
兄貴がため息を吐く。
と、また音夢姉ちゃんはあるものを発見する。

「何、あれ・・・?」
音夢姉ちゃんが前方を指差す。




風見学園の前に2台のタクシーが止まる。その1台のタクシーから4・5人の漢達が降りる。
トランクからは金属バットや刀などが現れる。

「ったくよォ、狭苦しいったらありゃしねーよ」
「うるせェな! 免許証失くしちまったからしょうがねェだろ!」
やけに外見がアレなくせにちゃんと法規を守っているのが面白い。
だが、2台目のタクシーからは1人の漢が降りる。

「おい、ここか。奴のいるところは」
組長らしき男が風見学園の門に侵入する。

「へェ、情報によりますとこの学園の生徒らしいです」
「そうか。腕がなるぜ、ついでにここの学園の女も戴くか」
「いいっすね。さらっていっちゃいましょう」
そうヒラの男が組長に言った途端、ヒラは頭を抱える。

「痛ててて・・・」
どうやら頭を叩いたようだ。しかしもの凄い速度だったために俺の目にはそれがみえなかった。




「今の・・・攻撃か?」
「全然手の動きが見えなかった」
それに、彼らは私服で現れている。となると、風見学園生ではない。

「し、侵入者のようですね」
美春は男達の強面さに怯えている。
と、音夢が男達に向かって歩く。

「お、おい、音夢!」
「侵入者は容赦しません!」




「いいんですか、ここにはあの女はいませんよ」
「いいんだヨ! まずは『飯田春巳』をやいてやる! おい、誰か適当な奴に『飯田春巳』がどこにいるか聞いてこい!」
「わかりました」
ヒラは音夢に近寄る。

「おい、『飯田春巳』はどこにいる」
「それより、貴方達何ですか。風見学園生ではないでしょ! 許可をもらってから入校してください!!」
ヒラは音夢の抵抗に苛立っていた。

「何だと、てめェ!」
ヒラは音夢に手を出した。その寸前で、

「やめろ!」
俺が音夢の前に出た。手を払う。

「俺の妹に手を出すな!」
背後にいた組長が言う。

「・・・気にくわねェな」
「戦りますか?」
「いや、俺に考えがある」
組長は音夢に手を出そうとしていたヒラを呼んだ。
組長を中心に何か話していた。

「大丈夫ですか、音夢先輩」
「う、うん。少し恐かったけど・・・」
「音夢、気にすることはないさ。さ、帰るぞ」
組長が低い声で言ってきた。

「・・・待て」
脚が止まる。

「お前達にはこれから俺らの人質となる。もう帰れはしない」
その途端、周囲から先ほどの男達が群がる。
何をされているのかわからず、意識が失った。




ボクが風見学園に着いたときには、辺りは静けさが増していた。
校内をよくみると、円筒型のゴミ箱に入れられている人たちがいた。
お兄ちゃんと音夢ちゃん、美春ちゃんだった。
門の前で立っていた男が言う。

「おいおい、オチビちゃんはさっさと家に帰んな。キミが来るところじゃないよ」
「・・・何の用でここに?」
ボクはその男に言った。

「しいて言うなら、『飯田春巳』と『月詠夏日』に用がある。そいつらと引き換えにこの学園を乗っ取る」
学園がジャックされた・・・。こんなことは初めてだった。
お願いだからハルちゃん、ここには来ないで。ハルちゃんの命の危険が・・・。




「くそっ、学園で何が起こっているっていうんだ。
さくらさんも何も教えてくれない。その場で動くなって言われても気になってしょうがねェだけだろぅが!」

俺は学園へ急いでいた。しかし、さくらさんに追いつけるはずもなくただひたすら走るだけだった。
と、その横でバイクの音がする。そのバイクから聞き覚えのある声がした。

「よう、何をそんなに焦っているんだい」
成田だった。

「何年経ってもお前って変わらねェよな」
「ああ、ようやくお前に会えた」
また新しい声がする・・・・・・いや、この声には聞き覚えがある。

「酒々井!久住!お前達、なんで初音島に」
「さあな、以前お前と戦った奴の怨念がこの初音島にきているっていう話を聞いてな、駆けつけたんだ」
怨念って、俺にそんなに妬んだ奴っていたか?
無数いて全然思いつかなかった。

「それよりお前、どこに行くんだ?」
その連中の中に成田がいる。
今の成田は現在の杉並先輩に似た成田じゃない。俺と日頃つるんでいた成田だった。
杉並先輩の更生術の束縛から解けたとでもいうのだろうか・・・。

「決まってるだろ、風見学園だよ。何が起こっているのかわからねーが、俺の仲間が何をされてるかわからねーからな」
「ってことは恨みを持ったそいつは、風見学園を襲撃しようとしてんだな」
酒々井は拳銃に息を吹きかけ磨きながら言った。

「もしかしたらな、その恨みを持った奴がどんな奴かこの目で確かめたいからよ」
俺はケンカできることに微笑ましく思っている。

「なるほど、なら急ぐか、風見学園に!」
「おうっ!」
俺は成田達が乗っているバイクに飛び乗ろうとしたが、

ドサッ!!

「痛ってェ!! 何しやがる!!」
成田に蹴飛ばされた。俺は態勢を崩し背中から地面に激突する。

「バーカ! こいつは3人で限界なんだよ。お前が乗ったら安定しねェだろ」
成田たちはバイクを止める。

「おいおい、春巳の体はそんなに丈夫じゃねェんだぞ。仮にも人間なんだから」
「全くだ。あと、お前に渡したいものがある」
「渡したいもの。エロ本なら貰うつもりはない」
と、久住のバッグから小包が出てくる。それを俺に渡す。

「何だ、こいつ」
重量感はそこそこあるが、片手で持てるくらいのそれほど大きくないものだった。
まさか、中には辞書並のサイズのエロ本でも入っているんだろうか。

「ま、そいつを持って奴を止めろ。俺達は地図を買いに行く」
運転している酒々井は後ろ手で俺に手を振る。

「地図って、成田に聞けばいいだけだろ」
・・・行ってしまった。

「ったく、俺がいなきゃ『春巳組』の意味がないだろ」
しぶしぶ、俺は小包を開けた。するとその中には、

「・・・!」
かつて俺が使っていたもの・・・。「Ha」と描かれた紅く光る銃。
丁寧にもその奥には弾薬も余分に用意されている。

「こいつ、どうして・・・」
当時、さくらさんに会って更生した俺は美春の下に行くときに、この銃を近くの川に捨てたはず。
しかし、今俺の手元にあるのは以前とくらべてより美しく光沢のある銃に変貌していた。
・・・あいつら、まさか必死で探したのだろうか。
川に捨てたってことは、海に流れる。だからあいつらは海で必死で探したのだろうか。

「・・・」
何か悪いことをした感じがした。でも、俺は銃は使わない。周囲に迷惑がかかる。何事かと周囲が怯えてしまう。




―――守りたいものがあるなら、躊躇わず使え!




元帥の言葉が蘇る。俺は一度何かを失った。しかしなぜだか、それは思いだせなかった。
美春の記憶を通してさくらさんによって俺の記憶は戻ったはずなのになぜか、美春に出会う以前の記憶は思い出せなかった。

「・・・元気にしてたか」
俺は銃に声をかける。もちろん声が返るわけがない。だが、俺が川に捨てて嫌な思いをしたことだけは確かだろう。

「すまなかった・・・。もうお前は捨てない。大切な仲間を守るためにお前を使うぞ。これからはまた、よろしくな」
俺は銃を構え、試しに木の枝を撃ちぬいた。

・・・ほう。

枝は俺が放った弾によって幹から離れていく。
相変わらず俺の腕は衰えていなかった。だが、まだこんなもんではない。
今度は枝を撃ち、落ちる枝を2つに割った。

・・・ふ。

見事に一刀両断した。いや、銃だけど。

「これなら、奴を制する。この時間まだことりさんとかは部活か委員会の途中だろう。奴らに見られたらそれで終わりだ。何としてでも守らねば!」

ピピーッ!!!

車の警笛音が聞こえた。

「何だよ、うるせーなぁ」
「よう!」
気づくと、俺の前に1人の女性がいた。そう、アノ人が来ていたのだ。




風見学園では、帰宅した生徒を除き校内にいた生徒ほとんどが組長によって捕らわれていた。
その中に音夢姉ちゃん、美春、さくらさん、兄貴、ことりさんがいた。

「ことり、ごめんな。こういう時に男である俺の無力さに情けない・・・」
「しょうがないですよ。これは私が自ら顔を出してしまったんですから」
ゴミ箱の中に無理やり入れられている兄貴達。身動きもとれなくなっていた。

「ちょっと、兄さん。脚が私の股に当たってます」
「ご、ごめん。じゃあ、こっちに」
「ひゃあっ!!」
今度は兄貴の肘がことりさんの胸に当たった。ことりさんは兄貴の肘の感触に反射的に驚く。

「悪い、ことり。意外とあるんだな。胸」
「こんな非常事態に何を言っているんですか、兄さん!とりあえず、ここから出ないと」
音夢姉ちゃんが体をじたばたしながら言う。音夢姉ちゃんが動くとゴミ箱ごと動くのでバランス感覚が崩れる。

「ちょっと、音夢ちゃん。むやみに動かないでよ」
「きゃっ!先輩、お尻触らないでくださいよ」
「美春、好きで触っているんじゃない。動けないからしょうがないだろ」
とにかく、動きがとれず、女の子の渦の中にいる兄貴はとても辛そうだ。いや、嬉しそうか。
その様子を、傍らにいた組長が見ていた。

「はっはっは。どうだ、女の子の体を触り放題だろ」
「うるさい! いいから俺達を解放しろ!」
音夢姉ちゃんも兄貴の後に続く。

「私達ならまだしも、ハルちゃんと関係ない人たちは解放しなさい」
「そうしたいのはやまやまだけどな、こうでもしないと展開的に面白くないだろ」
組長がせせら笑う。

「このまま天枷春巳か月詠夏日が現れなかったら、お前ら、死ぬぞ」
組長は懐からナイフを出す。

「!!」

兄貴達の表情がひく。

「・・・と、いうのは冗談。刺しはしないよ」
「な、なぁんだ。命拾いしたな」
兄貴は声を震えつつ、安心したように言う。

「おいおい、こんなもんで命拾ってどうする。
お前らにあるのは・・・『死』あるのみ!」
「どういう意味だ!!」
「朝倉君、あれ!!」
ことりさんが兄貴に向かって叫ぶ。
兄貴はそれにこたえ前方を向く。そこに、つまり門の前にあるのは・・・

「言っただろう、お前らにあるのは『死』あるのみ。だと」
大型のダンプカーだった。兄貴は組長の陽気な声なんぞ聞く間がなかった。

「刺し殺されるんじゃない」
ダンプカーは兄貴達がいるゴミ箱めがけて急発進してきた。

「・・・・・・轢き殺されるんだ・・・・・・」
兄貴達に近づくにつれてダンプカーの速度は上昇する。

「轢かれる・・・」
音夢姉ちゃんの顔が青ざめる。
かつて音夢姉ちゃんの昔の両親も交通事故によってお亡くなりになった。
それが今でも脳裏に焼きついているのだろうか。

「さて、俺らは帰るか。春巳は、間に合わなかったな。野郎ども、帰るぞ」
組長が兄貴達から退く、動くダンプカーを残して。

「いやだぁぁぁぁ!!!! まだじにだぐなーーーい!!!!!」
兄貴は泣きべそをかいていた。こんな男によく女の子が寄るものだ。
だが、確かに死ぬのはあまりうれしくはないな。

「何とかしてくださぁぁぁい〜〜!!! 朝倉せんぱぁぁぁい!!!!」
美春も兄貴と同じく悲鳴をあげている。

「みんな、食い止めよう!」
「さくら、いきなり何を言い出すんだ!?」
さくらさんの表情に迷いはない。だが、大型ダンプカー相手に5人の人間が止められるわけがない。

「だってそれしか――――――」
その時さくらさんの耳に入ったのは、




・・・・・・ブロロロロロロ!

ダンプカーとは思えない派手なエンジン音だった。

「あれは・・・!」
私も気づいた。それは、

「・・・ったく、手間ァかけさせんじゃねーよ!!」
私が目についたものは・・・バイクに乗っている女性と片手に何かを持っているハルちゃんだった。
しかし女性のほうはヘルメットを着用しているためよくわからない。ハルちゃんはヘルメットも何も着用していなかった。

「・・・ハルちゃん?」
音夢はきょとんとしていた。見知らぬ女性とバイクに乗っていたからだろう。

「やっとハルちゃんに会えたぁ〜」
美春ちゃんが歓喜の声をあげる。

「朝倉君、見て!」
私はたまらず朝倉君に声をかけた。ハルちゃんが持っていたものは、拳銃だった。

「春巳、あの拳銃どこから・・・」
ハルちゃんを乗せたバイクは傍らにいるダンプカーを抜く。




俺は銃口をダンプカーのタイヤに向けた。

ダンッ! ダンッ!

前輪2つはパンクし、

「姐さん、もう少し寄せてくれ!」
「オーケー!」
「オラァ!!」
姐さんはバイクの速度を少し落とし、ダンプカーの横につく。
俺はダンプカーを蹴り飛ばした。そしてダンプカーは横転した。

「これで図体がやたらでけェものも止まったな」
「ちょっと・・・」
しかし姐さんの言葉に焦りが生じていた。

「このダンプの速度じゃあのゴミ箱にぶつかるよ!」
「・・・のォ!?」
しまった、トラックが横転し摩擦によって止まるかと思ったが、少し横転させる時期が遅かったか。
このままでは学園校舎には当たらずも、兄貴達に当たってしまう。1、2秒しかないこの間では俺も機転が利くのもムリだ。

「わかった、俺の銃であのゴミ箱を・・・」
「・・・待て」
しかし俺の手を姐さんは制する。

「あたしに任せな!」
姐さんがバイクから身を乗り出す。俺は何も言うことができなかった。
おそらく俺があのまま兄貴達のゴミ箱を撃ったら貫通するからだろう。まだ弾丸のコントロールができていないからな。




バイクと横転したダンプカーは私達のほうにやってくる。

「助かったぜ、春巳」
だが、なぜかブレーキをかけてこない。

「え、ちょっと。ハルちゃん、止めてよ。ボクたちに当たっちゃ・・・」
「ごちゃごちゃうるせーーー!!!!!
歯ァくいしばれェェェェェェェ!!!!!!!!」

バイクドライバーの女性が叫ぶ。そしてその女性が一瞬の間で走行中のバイクから降りたかと思えば・・・

「いけェ、特大ホームラーーーン!!!!!」
「ぎゃァァァァァァ!!!!!!!」
気がつくと、私達は上空を飛んでいた。
先ほどの女性が何と、私達が入っているゴミ箱ごと蹴り上げた。
朝倉君の悲鳴が上空をこだまする。




「完了!」
ダンプカーは止まった。姐さんはヘルメットを取り、長い髪を振り解く。
姐さんの突発的な行為に俺は冷や汗をかいた。
これほど恐ろしい女性を見たのは初めてだったから。いや、音夢姉ちゃん以来かもしれない。

「・・・」
「どんなもんだ!」
俺にVサインをおくる。言葉も何も出なかった。

「・・・やりすぎだって」
「いいじゃん、久々に会えたんだから。アンタ達に」
「俺・・・達に?」

達・・・? いや、ここにいるのは俺だけだ。
が、俺の肩に手を置く者が・・・。

「よう、派手にやったじゃねェか」
成田だった。

「組長と他の野郎は俺らが成敗した」
「何でィ。ここの学園、美人揃いじゃねェ!?」
そして成田の後ろには酒々井と久住もいた。
もちろん手には『春巳組』の証であるそれぞれのネームが刻まれた拳銃を持って。

「お前ら・・・!」

だが、

ゴォォォォン!!!

天から、兄貴達のゴミ箱が落ちてきた。

「あちゃ〜、やりすぎたかな」

今更ながら、姐さんが反省する。結局オチってこんなもんなのか。





続く

あとがき
今、気が付きましたが、眞子と萌先輩を出すのを忘れてました。
正直いうと、小説で扱いづらかったというのもあります。
つか、ことりはいつから捕まっているんでしょう。
とりあえず、今回のストーリーはクライマックスです。
所々パロディもありますが、気にしないでください。

管理人から
ところどころのパロディというのが全然分からなかったです・・・
それとたまにでいいので水越姉妹を思い出して下さいw



                                        
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