ToHeart2〜Baseball Days〜
6番キャッチャーゆーりゃん
「河野貴明!」
「・・・何?」
ベンチに戻ろうとしたところで、後ろから由真に呼び止められる。

「今日あんたは何打点?」
「1だけど・・・」
「あたしは2よ!あたしの勝ちね!」
そういや6回に二塁打打ってたっけ?と試合を思い返した。
正直自分のことで精一杯で誰が何打点だったか何てよく覚えていない。

「おめでとう」
「ふっふっふ、あたしの凄さを思い知った?」
「ああ思い知ったよ」
余計なことを言うとまた対抗心燃やされるし、引いておくのが正解だ。

「でも貴明は2安打やで〜」
「え゛っ?」
そう思ったのに、予想外なことに珊瑚ちゃんが言ってしまった。
由真は一安打だっけ?しかも確か最後三振してた気がする。

「ゆ、由真。別にどっちが勝ったってわけじゃ無いと思うよ?」
と愛佳がナイスなフォローをしてくれた、と思ったのは一瞬だった。

「最後は三振しちゃったけど、2打点だもの。凄いよ」
三振はマズイだろ・・・
一応は打点で勝ってるんだから、ここは引き分けで良いと俺は思う。
だが由真は負けたとしか認識しなかったのだろう。

「こ、これで勝ったと思うなよ〜!!」
お決まりのセリフを吐いて走り去って行った。

「あ、由真〜!」
「愛佳、一言余計」
「ごめんなさい・・・」
「全く、アホらし」
郁乃ちゃんはやれやれといった感じでそう言った。

「じゃあお弁当にしながら観戦と行きましょうか。まだお昼にはちょっと早いけど、運動して疲れたでしょ?」
『賛成〜』
俺達はぞろぞろと観客席の方へ歩いて行く。昼前になったこともあり、客席はそこそこ盛況だ。
これなら草野球大会は十分過ぎる成功と言えるだろう。




「お〜こりゃ美味い」
「こっちのエビフライも絶品ね」
それぞれが作って来た弁当を広げ、みんなでつまむ。

「はい、ダーリン、あ〜ん」
「あの・・・ここでそんなことされても困るんだけど」
「だってあたしは食べられないし、せめてダーリンが美味しく食べてるトコが見たいの。・・・ダメ?」
そんな顔されたらこっちが悪いみたいだ。
しかもそんな上目遣いで・・・。絶対にワザとだ。
周りはと言うと、ニヤニヤ見たり、羨ましそうにしたり、雄二は歯ぎしりしたりしている。

「・・・あ〜ん」
「あ〜ん♪美味しい?」
「うん。美味しいよ。これはるみちゃんが作ったの?」
「あ、あはは、まぁね」
どうやら違うらしい。まぁ深くは突っ込まないでおこう。

「じゃあ瑠璃ちゃんにもあ〜ん」
「ええ!?さ、さんちゃん、恥ずかしいで」
「そうかな?じゃあ貴明、あ〜ん」
「え゛っ?」
「わわ!バカ明にはやらんでええ。あ〜ん!」
俺に差し出されたハンバーグを瑠璃ちゃんがサッと食べた。

「で、このみはその箸何?」
先ほどから箸を忙しなく動かしていたこのみの方を見る。
まぁ聞かなくても大体分かるけど。

「え、え〜っと、あ〜ん」
やっぱりか・・・

「あら、じゃあ私も。タカ坊、あ〜ん」
俺は雛鳥じゃないんだぞ・・・




「バッティングのチームだね、カレッジ大学は」
このみの言う通りカレッジ大学がこの回もポコスカ打ってる。

「スカイイーグルズも余り変わらない気が・・・」
「どっちもバッティング練習ばかりしてるんじゃない?特にカレッジ大学は守備も雑だし」
小牧姉妹の言ってることが的確だな。イーグルズはそこまで守備は雑じゃない。
ただピッチャーが余りにもヘボなだけだ。俺が投げるよりちょっとマシ程度だろう。

「優勝候補の一角とは思えないわね」
由真の言う通りだ。だが・・・

「イーグルズはエースじゃないのかなぁ?」
「多分違うんじゃない?背番号1の人がいないし」
このみの問いに郁乃ちゃんが答える。そう、確かに背番号1が出ていない。

「エースは怪我やと思うんよ」
「温存かも知れませんよ」
「草野球で温存なんかするかな?」
笹森さん、草壁さん、由真、変わった組み合わせだ。

「推測したトコで分からないわ。珊瑚ちゃん、データはちゃんと集まってる?」
「大丈夫やで〜。ピッチャーの球速、球種からバッターの好みのコースまで入力済みや」
「さっすが、さんちゃんや」
ようやく7回の表。乱打戦なせいで試合時間が随分掛かっている。
今は13対10で後攻のスカイイーグルズがリードしているので、このまま行けば7回裏は無い。

「打ち合うと試合って時間掛かるね〜」
「そりゃそうでしょ。余分に打席が回って来るんだから」
このみと郁乃ちゃんって結構良い組み合わせだよな。
クラスでも仲良くやってるらしいし。
そんなことを考えていたら、いつの間にかツーアウトになっていた。

「ストライクバッターアウト!」
「ゲームセット13対12でスカイイーグルズの勝利です。ツーアウト満塁、一打逆転まで詰め寄りましたが惜しくもカレッジ大学敗れました」
最後は相当危なかった。センターに抜けたかと思った当たりを、セカンドが好捕してアウト。
あれが無きゃツーアウトでランナーも走ってたし、2塁ランナーも返って逆転されていただろう。

「これなら明日の試合はメッタ打ちだぜ」
『・・・・・・・・・・・・・・・』
「ちょっと!?何でみんな沈黙すんの?」
雄二の戯言は無視しよう。




「ちょっと喉が渇いたから飲み物買って来るよ」
「スポーツドリンクなら残ってるわよ?」
「いやコ・・・」
コーラと言おうとして止めた。炭酸とかタマ姉に絶対反対される。

「こ?」
「こ・・・この球場で何売ってるか知りたいし、行って来るよ」
「分かったわ。次の試合が始まるまでには戻って来るのよ」
「そんなに長くは掛からないよ」
我ながら苦しかったが、気付かれなかったみたいだ。
次の試合までまだ10分ほどある。買うものは決まってるしあっという間だ。

「あ、じゃあ俺も行くぜ」
「んじゃサッサと行こうか」
雄二を伴い俺は通路の方へと歩いて行った。
客席を見ると先ほどよりも更に人が増えている。

「また随分と人が増えたな」
「ああ。朝の2倍以上はいるな」
俺と同じことを考えた雄二が辺りを見回しつつ言った。

「有名人でも来るのか?」
「草野球大会にか?」
「でも、そうとしか考えられないぜ。ほれ、あそこ」
雄二が指した先を見るとおっさんが一人いた。

「あのおっさんがどうしたんだ?」
「ありゃスカウトだぜ」
スカウト。ドラフト会議などで指名する選手を探して来る人のことだ。
つまりプロの卵を発掘する人ってことになる。

「まさか。何で分かるんだ?」
「パワプロで見たスカウトはあんな感じだった」
「ゲームかよ!アホらしい。俺は行くぞ」
「あ、おい待てって」
ゲームで見たスカウトと似てるからって、草野球の試合にスカウトなんて来る訳無いだろ。




「やっぱコーラだな」
「姉貴がうるさいし、ここで飲んで行こうぜ」
どうやら雄二もコーラ目的だったらしい。考えることは一緒か。

「全く姉貴がいたんじゃおちおちコーラも飲めやしねぇ」
「それは同感だな」
「お前ら来栖川エレクトロニクスズの奴らだろ?」
コーラを飲もうとした瞬間、後ろからそんな風に話し掛けられた。
俺達がその声に反応して後ろを振り向くと、そこには三人の選手が立っていた。
一人は巨漢、一人は背が高め、一人は小さめと三者三様である。
胸には先ほど勝ったばかりのスカイイーグルズのロゴ。

「そうだけど、何か?」
「さっきの試合見てたぜ。じいさん共相手にあんなに苦戦してたんじゃ俺達には勝てないな」
「何だと、コラ!」
「雄二、よせよ」
吉田さん達のことを悪く言われるのは俺もムカつくが、ここでケンカをしても仕方ない。

「向坂と河野だったか?お前らに俺の球は打てないぜ」
「なんだと〜!?」
突っかかろうとする雄二を腕で制して、俺はその男に質問する。

「君はピッチャーなのか?」
「俺を知らないとは気の毒な奴らだ。いいだろう。こいつが俺の相棒」
「キャッチャーの高瀬だ。よろしく」
そう言って巨漢の男が軽く頭を下げる。この男はさっきの試合には出ていなかった。

「で、こっちのチビが」
「誰がチビや!猪名川や、よろしく頼むわ」
「よろしく」
この男はさっきの試合に出ていた。最後に好捕したセカンドだ。
そして確か全打席ヒットだったハズだ。

「そして俺がスカイイーグルズの絶対的エース!」
わざわざ後ろを向いて背番号を見せて来る。背番号1・・・
さっきの試合の時、温存だ、怪我だと推測していたエース。

「投げれば完封、奪三振の山、付いた仇名が完璧王子!」
「自称な」
猪名川と名乗った男が小さく付け加える。

「やかましい!その名はせ・・・」
「タカくん、ユウくん、試合始まっちゃうよ〜」
エースが名乗ろうとした瞬間、ある意味ナイスタイミングでこのみが駆け寄って来る。

「コラ!コラ!コラ!コラ!人がせっかく名乗ろうとしたトコに!」
「え?あ、ごめんなさい。・・・タカくんのお友達?」
「友達じゃないな。それに友達相手には名乗らないだろ?」
「それもそうだね〜」
じゃあ、何?と言った感じで、このみは人指し指を唇に当てて考える仕草をする。

「か、可愛い・・・」
なんか今聞こえた気がする、と思って三人の方を見ると巨漢の男、高瀬がこのみをガン見していた。何やら頬も赤い。

「もしかして・・・チビ助に惚れたとか?」
「ま・・・まさか」
雄二の推測を否定出来ない。それほどまでに高瀬の顔は赤い。

「このロリコン!小学生に見惚れてんじゃねぇ」
「小学生って・・・このみのこと!?このみ小学生じゃないよ!」
エースの発言にさすがのこのみも怒った。そりゃ小学生扱いされりゃあな。

「俺達より一つ下だ。小さいけどな」
「ユウくん、一言余計だよ!」
今度は雄二に矛先が向く。

「何だと!?お前ら2年だよな?」
「ああ」
「い、1年?」
「そういうことだ」
「ば、バカな・・・」
何やらショックを受けている。そんなにこのみが小学生に見えてたのか?

「ぼ、僕、高瀬って言います。あの・・・お名前教えて貰ってもいいでしょうか?」
「え、え〜っと柚原このみです。はじめまして」
「その出来ればメールアドレスを交換・・・」
しかも高瀬の方は全く動じずに何やらこのみにアプローチしている。
何なんだ、こいつら?

「何ナンパしてんだ!?」
ようやく立ち直った千堂が高瀬を怒鳴りつける。

「な、ナンパなんかじゃない!ただの挨拶と連絡先の交換だ」
「ええ?今のナンパだったの?」
このみはこのみで何か驚いてるし。

「ええい、もういい!改めて俺の自己紹介をビシッと決めるから聞いとけ!」
「おい、もう時間無いし行こうぜ。遅れるとキャプテンがうるせぇぞ?」
猪名川がエースを窘めようとする。こいつらとは別にキャプテンがいるのか。

「やかましい!いいかよく覚えとけ、俺の名前は・・・」
「タカ坊、雄二!試合までには戻って来なさいって言ったでしょ!」
「げっ!?姉貴」
「げっ!?とは何よ」
「あだだだだだだだだだだだだだだだ!!!!」
余計なことを言った雄二がアイアンクローの刑に処される。
そしてまたも名乗るタイミングを逸したエースは・・・硬直していた。

「どうしちゃったんだろうね?」
「さぁ?」
このみも当然ながら分からないらしい。




「ぐげっ」
「あら?こちらの方たちは?」
ようやく雄二を解放したタマ姉が三人組に気付く。
エース以外の二人は泡を吹いてる雄二を見て、少し後ずさっていた。
そして名無しのエースはと言うと。

「う、美しい・・・」
「・・・は?」
「これは失礼しました。初めまして、私スカイイーグルズのエース千堂と申します!貴方のお名前は?」
どうやらこっちはタマ姉に一目惚れでもしたらしい。
忙しい奴らだ。しかし今の雄二の状況を見てよくもまぁ恐怖しないもんだ。

「へ?あ〜、初めまして。来栖川エレクトロニクスズ監督の向坂環です」
「こう・・・さか?と言うとこの男の!」
「姉です」
「な、なな、なんと!?」
さっき雄二が姉貴って言ったの聞いて無かったのか?

「まさに神のイタズラ!貴方の様な美人がこんな男の姉などと」
「わ、悪かったな・・・」
地面に這いつくばりつつも、雄二が非難の声を上げる。

「美人だなんて・・・」
対するタマ姉は完全に猫かぶりモード。
千堂とやら以外にはさっきのアイアンクローで完全にビビられているが。

「先ほどの試合拝見しました。見事な策の連続。まさか貴方のような方が指揮をとっておられたとは」
「それほど誉められることでは・・・」
さっきは苦戦がどうとか言って無かったっけ?

「あなたは美人などという言葉では表現し足りません。そう、女神」
「め、女神?」
「はぁ・・・」
タマ姉もぽかーんとしている。そりゃ女神なんて言われりゃな。

「ああしかし、私のチームと貴方のチームは戦う運命にある。これは避けられぬ宿命」
いちいち大袈裟なポーズを取りつつ、千堂はタマ姉に迫る。

「タカくん・・・」
「俺達関わらない方が良さそうだ。ここはタマ姉に任せておこう」
不安そうな顔を向けるこのみに、出来る限りの笑顔を作ってそう答える。

「アホらし。俺は先行くぜ。キャプテンにどやされるのは勘弁して貰いたいからな」
そう言うと猪名川がスタスタと去って行ってしまう。
俺達も出来ることなら無視してサッサと戻りたいが、逃げたとなると後が怖そうだ。

「え〜と、すみません。チームメイトを待たせているので、戻りますね」
「何ということだ!別れの鐘は既に鳴ってしまったというのか・・・」
ホントさっきまでとはキャラが違い過ぎる。何なんだ、こいつ?
さすがのタマ姉もちょっと顔が引き攣っている。

「それでは来週の試合の互いの健闘を祈って握手だけでも!」
「は、はい・・・」
千堂とタマ姉が握手をする。と、その瞬間千堂の顔が真剣になった。
ホント変な奴だな。

「・・・なるほど、そういうことでしたか。環さん、一つ賭けをしませんか?」
「賭け?」
「来週の試合で私たちが勝てば、私とデートして下さい」
「はぁ!?」
思わず耳を疑う。何考えてるんだ、こいつ?

「負ければ何でも言うことを聞きます」
「それは・・・私たちが負けるって言いたいのかしら?」
先ほどまでの猫かぶりモードではなく、真剣な顔でタマ姉は千堂を見た。

「残念ながらそういうことですね。私たちは強い」
「ぼ、僕も」
そこへ巨漢の男、高瀬が割り込んで来た。

「柚原さん、ぼ、僕達が勝ったらデートして下さい」
「ええ!?」
「も、物好きめ・・・」
地面に這いつくばったままの雄二がそんなことを言ったが、俺以外には聞こえなかったらしい。

「・・・いいわ。ただし、私たちは負けないわよ」
「タマお姉ちゃん!?」
「タマ姉!?」
「そう来なくては面白くない。約束ですよ、環さん」
「ええ」
「これ以上引き留めてはいけませんね。私たちもさすがに時間が無いので今日はこれで。それではまたお会いましょう」
そう言うと千堂、高瀬はようやく立ち去って行く。

「タマ姉、どういうつもりなんだよ!あんな勝負受けちゃって」
「そうだよ〜。負けたらどうするの?」
「もし負けてもデート1回じゃない」
「それはそうだけど・・・」
「それに何で負ける前提なのかしら?私たちは優勝するんでしょ?」
優勝・・・つまり5戦全勝するということだ。

「もちろん」
「うん。このみも優勝したい」
「そんなこと言われちゃ負けられねぇな」
「雄二、いたの?」
「さっきからずっといるわ!ようやく復活したんだよ!」
どうやらタマ姉は真剣に忘れてたらしい。

「まぁいいわ。いい加減席に戻りましょう。皆待ってるわよ」
気付くと周りに人はほとんどいない。俺達は急いで席に戻った。




「まだ表じゃねぇか。助かったな」
今は東鳩株式会社の攻撃。ワンアウトランナー無し。
しかしグラウンドを見てすぐに俺達はその異様な投げ方に気付いた。

「あれって・・・」
「ウインドミル投法ね」
タマ姉の言うウインドミル投法とはソフトボールの投げ方の一つだ。
腕を回転させて下から投げる。何でも球が浮いて来るらしい。
雄二期待の泉南女子学院はソフトボールのチームだったようだ。

「ごめん、遅くなった」
「あんた、見る気あんの?」
「だからごめんって謝っただろ?」
早々に噛みついて来る由真をあしらいつつ、俺は再びグラウンドに目を向ける。

「でもあの投げ方って、野球だとボークじゃない?」
「大会を盛り上げる為に黙認みたいですね」
久寿川先輩は冷静に由真の問いに答えた。
まぁ審判が何も言わないんだから、そうなんだろう。

「おいおい貴明見てみろよ。あのエースの子、めちゃくちゃ可愛くね?」
・・・こいつには全く関係ないらしい。まぁ雄二だしな。

「あれがライズボールね」
浮き上がって来るソフトボール独特の球だ。
しかもかなり早い。まーりゃん先輩以上じゃ無いだろうか?

「・・・あんなの打てる気しねぇよ」
さっきまで元気だったかと思えば、途端に暗くなった。

「お前は誰でも打てないだろ」
「速いけど、お兄ちゃんは大丈夫だよね?」
菜々子ちゃんが期待に満ちた眼差しを向けて来る。
これでノーと言える奴がいるのか?
正直言うと自信が無い。馴れない下手投げに加えて、あの球速だ。
体感球速は間違いなくまーりゃん先輩より速いだろう。

「た、多分」
「さっすがセンパイ」
「期待してる・・・」
「え゛っ?」
吉岡さんと山田さんにまで期待されてしまった。帰ったら猛特訓だな。
素直に大丈夫じゃないと言っておくべきだったか。

「ほとんどの球で130km以上出てるわね」
「俺のライバルにふさわしいピッチャーだ」
まーりゃん先輩が何か言ってるが、それどころじゃない。
来週の試合までに何か対策を立てないと。
だが、その後俺達は上には上がいるということを認識させられるのだった・・・





続く

5話掲載前に書き終えたんですが、例によって掲載物が貯まってるので後回しに。
この先はまだ全然書いてません。大まかなプロットはあるんですが、カレッジ大学戦はほぼ白紙です。
逆に3回戦のスカイイーグルズ戦はプロット完璧という罠。
これからも2〜3ヶ月に1回更新で進めて行こうと思います。いつ終わるんだか・・・
ちなみに次も試合は始まらない予定です(ぇ

オリキャラ一気に3人出しました。
どうせなら少しは恋愛絡めないと面白くないのでこういう形式に。
キャラ名はもちろん例の同人誌ゲームから。一応最終話まで出る予定のキャラ達です。
しかしこのSSどれくらいの人が読んでるんだか・・・



                                         
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