ToHeart2〜Baseball Days〜
2番センターるりりゃん
「・・・まーりゃん先輩。バッティング練習なんですからちゃんとストライク投げて下さい」
「むぅ、俺だって入れるつもりで投げてるんだよ!でも入らないんだから仕方ないだろ」
「一応は入ってるぜ。3球に1球くらい」
「毎度フォアボールを与えるつもりか?」
「相手が振ってくれるのを期待するしかねぇんじゃねぇか?」
「とりゃ〜〜〜!!!」
カキーン
「サード!」
「任せなさい!」
由真が守るサードへの平凡なゴロ。速くも無く遅くも無い。キャッチしてファーストへ。

「あれ?」
「由真。俺が守る時は、あんなショートバウンドは勘弁してくれよ」
「う、うるさい!あたしだって投げようと思って投げたわけじゃないわよ」
草壁さんが捕り損なったのを責めるのは酷だ。ショートバウンド、ハーフバウンドは捕り辛いんだし。

ちなみに今やってるのは実践的打撃練習兼守備練習。
まーりゃん先輩が投げる球を一人10球打って、レギュラーが守る。
レギュラーが打ってる時はベンチのメンバーが交替で守っている。
今は打席に立っている俺に替わって、ファーストは草壁さんが守っていた。
練習開始2日目にしては実践的過ぎるかも知れないが、野球に慣れるには手っとり早い練習方法である。
ちなみにこれはさっきタマ姉とこんな会話があったからである。




「ノックよりも送球練習した方がいいわね」
「どうして?エラーのこと考えたらノックの方がいいんじゃないの?」
「送球ミスも同じエラーでしょ?それにトンネルしてもヒットはヒットだけど、送球ミスすれば更に進塁されるかも知れないじゃない」
確かにその通りだ。外野のトンネルは別として、内野がトンネルしても外野がフォロー出来る。それならせいぜい単打止まり。
だが内野ゴロの送球をファーストが後ろに逸らすような事態になれば、バックアップがいても2塁に進まれる可能性が高い。

「なるほど。さすがタマ姉」
「いきなりコンビネーションノックしても出来ないでしょうし」
「コンビネーションノックって?」
このみが聞いてくれて助かった。正直俺も知らない。

「連係プレーの練習のことよ。主に併殺や挟殺の練習のこと」
「姉貴が色々考えてるのは分かったけど、これで正直のところ勝てるのか?」
「まぁまだ1週間あるんだし、そんなこと考えずにのんびり楽しくやればいいのよ」
と、こんな感じだ。ゴロは難しいし、フライをまず確実に捕れるようにならないとな。
俺も由真に偉そうに言えるほど上手いわけじゃないし。

カキーン



ガサッ

カキーン



ガサッ

カキーン



ガサッ

「練習にならないから終わり」
「え〜?まだ3球しか打ってないよ、ダーリン」
「はるみちゃんは練習しなくても一緒だろ?一人で3連続バックスクリーンやってどうすんのさ?」
「バックスクリーンなんて無いよ?」
「もうなんでもいいから終わり。まーりゃん先輩の自信を粉砕してどうするの」
「ダーリンのケチ」
昨日の打撃練習でも分かってたことだが、これなら毎回ホームランが期待出来そうだ。
とりあえずあとでボール探しに行こう。昨日の場外ホームランを含めてすでに10球は紛失している。




「タカ坊、余裕ある?」
「余裕なんて全然ないよ。何もかも手探り状態だし」
「ん〜でもこれが出来るのはタカ坊しかいないのよ」
タマ姉はそう言って困ったような表情を見せる。あくまで、困ったようなだが。
こうなったら断れるハズが無い。

「・・・何すればいいの?」
「さっすがタカ坊。キャッチャーの練習もしておいて欲しいのよ。雄二以外キャッチャー出来ないじゃさすがに話にならないし」
結局キャッチャーやらされるのか・・・

カキーン



パシッ

カキーン



パシッ

カキーン



パシッ

「雄二、お前ノックでもやってるのか?」
「知るか!?何故かさっきから絶妙な位置に飛んじまうんだよ」
上手なノッカーみたいに外野手を右へ左へと走らせている。
瑠璃ちゃんが怒ってるのがこの位置から分かるくらいだ。
昨日の練習同様まーりゃん先輩が投げる球にはことごとく凡退している。
当り損ねなどではなく、芯で捉えているのにダメなのだ。何というか別の意味で器用だ。

「せっかくのバッティング練習なんだからヒット打った方が楽しいと思うぞ」
「さっきから打とうとしてんだよ!」
それならもう少し転がせばいいのに。・・・そうか。はるみちゃんの守備範囲が恐ろしく広いんだ。
雄二は打撃練習ではとことん引っ張る。だから悉くはるみちゃん、瑠璃ちゃんに取られるんだ。
別に瑠璃ちゃんの守備範囲は特別広くない。だが、はるみちゃんが左中間をほぼ網羅してるというわけだ。

「何故だ。授業でやった野球ならヒットを打てたのに」
「女の子の投げる球は打たないとかいうポリシーでもあるのか?」
「そんなわけねぇだろ!おかしい、絶対におかしい」
スイングが悪いってわけじゃないんだろうが。センター返しするようにスイングすればヒットも出るだろうに。
まぁ面白いからしばらくこのまま黙っておくか。どうせ試合になれば引っ張っても打てるだろうし。
何よりタマ姉はとっくに気付いているだろう。




「このみ、ちょっといいかしら?」
「タマお姉ちゃんどうしたの?」
「あなたピッチャーもやらない?」
「ええ!?わたしが?ど、どうして?」
「昨日、今日と練習を観た限り、このみの方がまーりゃん先輩よりコントロール良さそうなのよ」
「で、でも・・・」
「とりあえず物は試し、ね」
このみをピッチャーにか。タマ姉はホント色々考えてるな〜

「確かにコントロールはいいけどよ〜」
「5球中4球はストライク入ってるな」
「でも、まーりゃん先輩より大分遅いぜ?」
「そこは気にしなくてもいいわ。ストライク入れば問題なし。そのまま投げ込んで」
確かにこの球速ならメッタ打ちに遭いそうだ。打ち頃の球とはこれくらいの球のことだろう。
まぁ四球ばっか出して自滅するよりは数段マシか。

「ダーリン、あたしもバッティングしたいよ〜」
「はるみちゃんが打ったらボール無くなるし・・・」
「う〜。じゃあ手加減するから」
手加減したら練習にならないだろうに・・・。いや待て。ギリギリホームランを打つ練習ならいいか。
今の飛距離じゃすぐにメイドロボ・・・とは思われないよな。ロボットとは思われても。
とりあえず絶妙な力加減を覚えて貰う必要がある。そう、バレない為に必要なことだ。

「分かった。それじゃ俺が白線引いたトコに飛ばす練習ね」
「さっすがダーリン」
「ただしボール無くした時点で練習終了」
「え〜」
「文句言わないの」
はるみちゃんを渋々ながらも納得させて俺は白線を引きに行った。




今日はピッチャーのこのみとまーりゃん先輩は俺と雄二相手に投げ込み。
タマ姉と郁乃はグラウンドの外から練習を見ている。
他のメンバーはティーバッティングでの打撃練習兼守備練習兼走塁練習。
4人1組で打っては走っての繰り返し。1人が10球打ったら組交替。
昨日は俺達もあの練習をやったが、正直死にそうだった。ここから見ても分かるが約2名が瀕死状態である。
やっぱり愛佳と珊瑚ちゃんには酷過ぎるのだろう。一方で余裕でこなしてるのがはるみちゃんとるーこ。

「草壁さん、菜々子ちゃんはバッティング、久寿川さん、山田さんは守備練習重点で行きましょう」
とタマ姉は地獄の複合練習後にそう言った。

「どうして?」
「一人一芸よ。レギュラーじゃないわけだし、全て練習して器用貧乏になることは無いわ。
野球は総合力とは言うけれど、ワンポイント器用も出来るわけだしね」
なるほど。それで全員に出番が出来るわけか。

「でも菜々子ちゃんがバッティング?」
「仕方ないわよ。守備にしようかとも思ったけど、球がファーストに届くのセカンドからくらいだし。
でもバッティングは結構上手よ。背が小さいから選球眼を養って四球で塁に出ることも出来るわ」
「あたし頑張るよ、お兄ちゃん」
「応援してるよ、菜々子ちゃん」
確かに当てるのはそこそこ上手かったけど、菜々子ちゃんがバッターボックスに立つのは果てしなく不安だ。

「笹森さんは?」
「笹森さんは10番だし誰かケガとかした時に出場して貰わないといけないから現状維持」
「了解なんよ。・・・たかちゃん、わたしには何も言ってくれないの?」
「え?あ、ああ。頑張ってね、笹森さん」
「頑張るんよ」
笹森さんは運動神経結構良い方だから問題無いだろう。それより問題は・・・

「愛佳と珊瑚ちゃんは?」
「あ〜あの二人はその補助に回って貰おうかと」
まぁ仕方ないか。何せあの二人の運動音痴さじゃ、とてもじゃないが野球は出来そうにない。
愛佳なんかバットも重そうにしてたからな。郁乃ちゃん並に力無いんじゃないか?
いや、下手したら郁乃ちゃん以下かも知れない。


「貴明、これ使うてぇな」
「木バット?何で?」
「ええからさんちゃんの言う通りにしいな!」
瑠璃ちゃんに怒鳴られて、俺は慌てて珊瑚ちゃんからバットを受け取る。

「それな、竹製バットやねんで」
「へぇ、竹で出来てるんだ。変わってるね」
「芯で打った方がいいわよ。ま、無理だと思うけど」
バッターボックスに向かう俺に、珍しく郁乃ちゃんが声を掛ける。

カーン

木製・・・じゃない竹製バットは、金属バットで打った音と違った味がある。なかなか癖になりそうな音と感触だ。
しかし芯で打てって言うのはどういうことだ?
ティーバッティングだからフォームの確認をしろってことなのかな?

カンッ

「!?!?!?」
て、手が・・・

「だから言ったのに」
「どう、タカ坊、竹製バットの使い心地は?」
「ど、どうじゃないよ。何これ!?めちゃくちゃ手が痺れたんだけど」
「竹製のバット、バンブーバットとも呼ぶんだけど、木製や金属製よりも芯が狭くて、芯に当たらないとかなり痺れるのよ」
道理で1球目は問題無かったわけだ。

「何でそんなバットを?」
「芯で捉える練習にはもってこいでしょ?」
そりゃそうだろう。芯を外す度にこんなに痺れられたらたまらない。

「それじゃティーバッティング100回ね」
「100回!?」
「ええ。もちろん芯を外したのはノーカウント」
鬼だ・・・


「このみはアンダースローにしたのか?」
「うん。珊瑚ちゃんにアドバイスして貰ったんだ」
「へぇ。結構様になってるぞ」
「えへへ。それと今シンカーも練習中だよ」
「それは楽しみだな。頑張れよ」
「うん。タカくんも頑張ってね」
アンダースローか。俺も珊瑚ちゃんにバッティングフォームとかアドバイスして貰うかな。




「まーりゃん先輩、今のストレートじゃないですよね?」
「うむ、よくぞ気付いた。これぞまーの伝家の宝刀スライダーだ」
スライダーは投げやすいとも言うけど、付け焼き刃にしちゃよく曲がってる。
まぁコントロールは相変わらずだけど。誰が見てもボールだ。

「続いてこれがまーの秘球、カットファストボール!」
カキーン
「あれ?」
「芯を外すカットボールは金属バット相手だと不利ですよ」
「さすがたかりゃん。俺が認めた漢なだけはある」
それに全然変化してなかったし。しかしスライダーは十分武器になるな。三振も奪れそうだ。

にしても金属バットは楽だ。昨日は竹製バットのせいで散々な目にあったし。
ちなみに今は雄二がタマ姉にフォーム確認がてら竹製バットを使わされている。
どうせならこのまま雄二愛用のバットにして欲しいところだ。


「お〜痛ぇ」
「雄二どうしたんだ?」
「手が痛いんだよ」
「そりゃあんだけ竹バット使えば手も痛くなるだろう」
結局雄二はまーりゃん先輩相手でも使わされていた。

「何言ってんだ。俺はお前と違ってほとんど芯で捉えてたぞ。そっちじゃねぇよ。全く何球も何球も剛速球投げやがって」
「まーりゃん先輩の球、剛速球って言うほどか?」
「違うんだよ。毎晩・・・いや何でもない」
「変な奴」
しかし毎晩って何のことだ?いつも練習は夕方には終わってるのに。

「タカ坊、クールダウン忘れずにね」
「え?ああタマ姉。ランニングとストレッチだろ?ちゃんとやるよ」
そこへ背後からタマ姉が声を掛けて来た。ビックリした・・・
それにしてもいつの間に背後に立っていたんだろう。全く気付かなかった。


「向坂先輩、これでいいですか?」
「・・・・・・うん、OKよ。ありがとう小牧さん」
「いえ、これくらいしか手伝えないですから」
「タマ姉、何その紙?」
「小牧さんが考えてくれたブロックサイン。3つだし明日までには覚えて来るのよ」
愛佳から渡された紙を見るとブロックサインについて簡単に説明してある。
キーは帽子。つまり帽子の次にどこを触るかでサインが決まるということだ。
バントがベルト、盗塁が肩、エンドランが耳。帽子、ベルトの順に触ればバントと言った具合だ。

「あとタカ坊はまーりゃん先輩、このみ、雄二と話し合ってバッテリー間のサインを考えておいてね」
「了解」
「牽制とかについてはまた今度練習しながらしましょう」
しかしこのみはともかく、まーりゃん先輩は指示したところにボールが来ないだろうな。




「今日のバッティングピッチャーはこのみか」
「うん。お手柔らかにね」
カキーン

まーりゃん先輩の荒れ球と違って練習になるな。
しかも絶妙なコースに投げ込んで来るせいか、球速は大したことないが普通に凡退している。
やっぱりピッチャーに必要なのは球速よりコントロールだな。

「よっしゃあ。今日こそはホームラン打つぞ!」
カンッ

「て、手が痺れ・・・。こら〜、チビ助!シンカー投げただろ」
「チビ助じゃないよ!それに今のタカくんのサインだよ?」
「貴明〜!」
「悪い悪い。どうせ打てないから、このみにシンカーの練習をさせようと」
「くぅ〜!見てろ、絶対に打ってやる!!」
結局その後、タマ姉にフォーム改造されたせいか、センター、ライトにも飛んでいた。
だが無駄に芯を食ってるせいか守備範囲内にばっか飛んで行って結局1安打。
守備位置はボールが飛びやすいトコに配置されてるってのは本当だな。


「草壁さん、何してるの?」
「あ、貴明さん。楽譜を書いているんです」
「楽譜?何でまた?」
別に楽譜を書くのは変じゃない。だが野球の練習中に書くのは明らかに変だ。

「何事にもリズムってあると思いません?テンポと言ってもいいと思うんですけど。投球にもあると思うんです」
確かにテンポよく投げるとか言うけど・・・。でもそれがどう関係あるんだろう?

「きっとそのテンポを知れば、バッティングにも生かせると思ってやってるんですけど・・・変ですよね?」
「いやいや、そんなことないよ。それで打てるんなら全然問題無いって」
「まだそれを生かして打ててはいないんです・・・」
草壁さんはしょんぼりと下を向いてしまう。マズイ、何とかして励まさないと。

「その・・・さ。俺は音楽とかよく分からないけど草壁さんのやってることは応援するよ」
「貴明さん・・・」
「チームの為に何かしようって思ってるんだよね?俺もそうだからすっごく嬉しいよ」
「ありがとう・・・ございます・・・。私・・・頑張りますね!」
「う、うん。頑張って」
そうだ、みんなチームの為に何か出来ることは無いかと一生懸命やってる。
なし崩し的に始めた野球だけど、みんなでこうやって一つの目標に向かって努力するのはすっごく楽しい。
俺ももっと頑張ろう。きっとまだチームの為に出来ることがあるハズだ。


「貴明、さっきのお返しだ。1打席勝負しようぜ」
「俺が打つのか?」
「おう。負けた方がジュースを1本奢る。ピッチャーはこのみだ」
「お前何もしないじゃん」
「バカ野郎。リードするのに決まってるだろ」
リードか。まーりゃん先輩の場合球種のサインしか出さないけど、このみならコースもある程度狙ったトコに来るから出す意味があるんだよな。

「1打席勝負だと打者が圧倒的に不利だろ」
「お前はぽこすか打ってんじゃねぇか」
「それはそうだけど・・・」
「やるのか?やらないのか?」
「分かった、やるよ」
どうせ負けてもジュース1本だ。それに雄二がどんなリードで打ち取りに来るのかも気になるし。

「それじゃ行くよ、タカくん」
「おう」
1球目は見逃すか。
バシィ

「・・・ストライク?」
「確認するまでもなくど真ん中だろ」
雄二の奴、初球は見逃すと踏んでど真ん中にストレートを投げさせやがった。
雄二なんかに読まれたかと思うと腹が立つ。それなら・・・

「あっ!」
ブンッ
「ストライクツー。おいおい貴明、ツーナッシングだぜ」
「まだ三振したわけじゃない」
打ち気になっていたのが完全にバレていたらしい。
スローボールでタイミングを外されてしまった。
しかしコースは読み通りだった。まだ終わったわけじゃない。3球勝負・・・は無いな。

バシィ
「ツーワン」
やっぱり。外角高めのストレートだ。
セオリー通りなら次はインローに来るんだけど・・・

バシィ
「ツー&ツー。まだ1回しか振ってねぇぞ。四球狙いか?」
「ちゃんと打つっての。大体今のクソボールだろうが」
高目の釣り球。まーりゃん先輩くらい速ければ振ったかも知れないが、このみの球だし。
次は勝負に来るな。フルカウントは守る側の心理としては嫌なものだ。球種は・・・

「ここから曲がる!」
ブンッ
「ストライクバッターアウト〜。一丁上がりだな」
「・・・ど真ん中にスローボール投げさせるか、普通?」
「何言ってんだ。見事にお前のシンカーだ、って読みを外して三振に仕留めたぞ」
それはそうだけど・・・

「打者の心理の裏をかいて投手をリードするのが捕手の仕事だぜ」
「はぁ〜。負けた。ジュース奢ればいいんだろ?」
「おう。悪いね。あと投げてくれたこのみの分もな」
「はいはい」
それにしても見事に手玉に取られてしまった。
俺も補欠捕手なんだから少しはリードのことを考えた方がいいな。あとでタマ姉に相談してみよう。





続く

空気なヒロイン多数ですが、レギュラー以外はなかなか絡めようがありません。
レギュラーでも瑠璃、るーこがほとんど空気化してますね〜
そしてヒロインでも無いのに無駄に絡んで来る雄二w。使いやすいんですよ、雄二は。
もうちょっとバランス良く出せるといいんですけど。
次からようやく試合が始まる予定だったんですが、余りにも長くなったのでもう1回練習挟みます。
短編でならともかく、連載物で1話10000字は長過ぎる。



                                      
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